医療現場で活躍しているドクターを紹介する特別インタビュー企画。 治療方針や取り組み、実績など様々な角度から徹底取材!

てらだ・さとし
医学博士。1999年、名古屋市立大学医学部卒業。2008年、米国ピッツバーグ大学に留学。尾西病院、名古屋市立大学病院、愛北病院、足助病院、大垣市民病院などを経て、2015年、総合大雄会病院人工関節センター診療部長。日本整形外科学会認定整形外科専門医、日本リウマチ学会認定リウマチ専門医

人工膝関節置換術で老後をイキイキと
~痛みを取るだけでなく、曲がる膝を取り戻す

低侵襲な表面置換術にこだわり日本人に合った独自の手術

人工膝関節手術後、正座ができるようになった方

特許を取得した訓練マシーン。自宅において自分で行うことができるため、患者さんに好評であるという

 総合大雄会病院は、2005年に愛知県で初めての人工関節センターを開設し、人工膝関節置換術、人工股関節置換術に定評がある。中でも力を入れているのが人工膝関節置換術で、平成28年1月〜12月の実績では229件の手術を行っている。
 「痛みを取るだけでなく、日本人の生活に合った曲がる膝を取り戻す診療・手術を目指しています。当院の人工膝関節置換術後の平均屈曲角(膝の曲がる角度)は、自転車に乗れ、あぐらがかける角度である135度で、約10%の方が正座できる150度の屈曲角にまで回復しています」と寺田聡史人工関節センター診療部長は話す。
 同院では、正座、スポーツができる膝を目指すため後十字靭帯(じんたい)温存型(CR型)の手術を行い、悪化した関節表面部分だけを最小限に切り抜いて、それと同じサイズの人工関節を挿入する患者さんの身体に合った表面置換術にこだわっている。
 人工膝関節置換術では、オリジナルの手術器具を開発し、また、人工関節自体も日本人の骨格に合わせて作られた国産インプラントを使用する。
 「当院の場合、リハビリテーションにおいてもオリジナル器具を開発し、特許を取得しています。その訓練マシーンの特徴は、患者さんが自分の力で痛みをコントロールして膝の屈伸ができます。自分で行うため痛みも少なく、筋肉をリラックスして手術後の膝の可動域訓練ができることです」

曲がる膝の実現を目指す

 患者さんは70〜80歳代の女性が多く、最近は三重や岐阜をはじめ、九州などの遠隔地からも来院する。「患者さんには、いきなり手術ではなく、まず保存療法をしっかりやっていただきます。極度に悪化した患者さんの場合、筋肉が硬くなってしまい術後なかなか膝が曲がらないため、手術のタイミングを見極めることが重要です。外来診療で感じるのは、手術が怖いとの理由で痛みを我慢されている方が多いことです。人生を変える人工膝関節置換術により、患者さんの幸せな老後を応援することができればと思っています」と寺田診療部長は強調する。
 総合大雄会病院人工関節センターでは、曲がる膝を目指して、医師や看護師、リハビリスタッフ(理学療法士、作業療法士)、医療クラークの人工関節チームによるチーム医療を徹底して実践しているという。


※内容は2018年4月27日時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください
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医療機関情報
施設名 総合大雄会病院
フリガナ ソウゴウダイユウカイビョウイン
TEL 0586-72-1211
住所 愛知県一宮市桜1-9-9
ホームページはこちらから(別ウインドウが開きます)


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