医療現場で活躍しているドクターを紹介する特別インタビュー企画。 治療方針や取り組み、実績など様々な角度から徹底取材!

さとう・まなぶ
医学博士。1978年、京都大学医学部大学院修了。滋賀医科大学の助手、講師を経て、洛西シミズ病院に入職。医療法人清仁会院長兼洛西シミズ病院ガンマナイフセンター長。日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医

マスクシステムと分割照射を実現した最先端機器を導入し
患者さんが勇気と希望を持てる高度治療で成果を上げる

京都・滋賀地域で初のガンマナイフセンターを併設

佐藤センター長と川邊拓也脳神経外科部長兼ガンマナイフセンター副センター長が中心となって治療計画を立てる

 洛西シミズ病院は2004年1月、京都・滋賀地域で初のガンマナイフセンターを併設した。2017年9月には、マスクシステムと分割照射を実現した最先端機器を導入し、患者さんに優しい低侵襲な短期滞在治療で実績を上げている。
 「ガンマナイフの治療実績は、2004年1月~2017年9月で6000件にのぼります。最新機器導入後は、3カ月間で170件ほど手がけており、2018年1月~12月は600件を予定しています」とシミズ病院グループを統括する医療法人清仁会院長でもある佐藤学ガンマナイフセンター長は話す。

難易度の高い大きな腫瘍も分割照射で治療が可能に

プラスチックのマスクは10分程度でできあがる。「マスク作製は緩すぎても、きつ過ぎても患者さんの負担になるため熟練を要します」と川邊副センター長

 新ガンマナイフは、従来のピンを使ったフレームベースの固定方法に替えてマスクシステムを採用し、患者さん一人ひとりにオリジナルのマスクを作製する。
 「マスクシステム使用時には、赤外線を利用してリアルタイムで患者さんをモニタリングしています。通常1・5㎜以上動くと照射が止まる仕組みになっていますが、当院ではそれを1・0㎜以上に設定し、安全な治療を心がけています」と佐藤センター長。これにより、精度の高い治療を実現している。
 最新機器では、これまで治療が難しかった比較的大きな腫瘍についても、分割照射で治療できるようになっている。「腫瘍の大きさが5~10㏄の場合は5分割、10㏄以上は10分割とし、腫れが大きい部位や脳の運動野に近いなど難易度の高いものに対しては10分割で対応しています。以前は、3週間ほどあけて2回照射を行っていましたが、分割照射により1回で治療ができるようになりました」

治療データを全世界に発信「それが当センターの使命です」

 ガンマナイフ治療は、原則1泊2日だが、日帰り治療も可能になっている。「昼に来られた患者さんは、夕方には治療を受けて帰ることができます。マスクシステムおよび分割照射については、他院で行っているところが少ないため、治療データを蓄積し、これから全世界に発信していきます。それが当センターの使命だと思っています」と佐藤センター長は抱負を語りつつ、「転移性脳腫瘍などで悩んでいる患者さんは、勇気と希望を失わないようにしてもらえればと思います。患者さんのQOLを最大限に維持できるよう、全力で取り組んでいきます」と言葉を続けた。

※内容は2018年2月20日時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください
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医療機関情報
施設名 洛西シミズ病院

「スタッフを含めたチーム医療で高度治療を行っています」と佐藤センター長

フリガナ ラクサイシミズビョウイン
診療科目 脳神経外科、外科、消化器内科、整形外科、泌尿器科、内科、神経内科、皮膚科、放射線科、麻酔科(村谷忠利)、リハビリテーション科、リウマチ科、婦人科、循環器内科
TEL 075-331-8778
住所 京都府京都市西京区大枝沓掛町13-107
病床数 211床
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