医療現場で活躍しているドクターを紹介する特別インタビュー企画。 治療方針や取り組み、実績など様々な角度から徹底取材!

からすだに・ひろひで
1982年、千葉大学医学部卒業後、千葉大学脳神経外科入局。92年、千葉大学脳神経外科非常勤講師。2014年、松戸市立病院病院長。千葉大学臨床教授、千葉県共用脳卒中連携パス計画管理病院理事、東葛脳神経外科カンファレンス世話人、医療マネージメント学会千葉県支部副会長、東葛脳血管治療懇話会代表世話人、千葉大学関連病院長会議理事。日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医、日本脳神経血管内治療学会認定脳血管内治療専門医

「来てよかった」と思われる病院を目指して
2017年12月27日に「松戸市立総合医療センター」とし、移転・開院

外科的手術と血管内治療のハイブリッド治療を行う

新病院では、救急をはじめとする診療の効率化が図られ、より安全な医療を提供できるようになる。院内には地元中学生の作品が飾られ、心地良い空間が演出されている

 国保松戸市立病院では、多岐にわたる脳神経外科領域の中でも脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳血管障害や、頭部外傷、脳腫瘍を中心とした診療で実績を上げている。また、未破裂脳動脈瘤や頸動脈狭窄症に対する血管内治療など予防的治療も積極的に行っている。
 「たとえば脳動脈瘤では、クリッピング手術と血管内治療の両方をイメージして、より安全にでき、かつ患者さんの負担が少ないのはどちらがいいかということを常に考えながら、患者さんとともに治療方法を選択するようにしています」と烏谷博英病院長は話す。
 烏谷病院長は、脳神経外科医としてクリッピング術等で豊富な経験を積んだ後、2002年に第1回脳血管内治療専門医となり、以来、外科的手術と血管内治療のハイブリッド治療を行っている。
 「脳血管内治療は、足の付け根からカテーテルを入れて患部にアプローチするのですが、それは一般的には50m先のバケツの中を操作するように繊細で難しい治療となります。一例一例全く違いますから、安全治療を実現するため無理をしないよう心がけています」と烏谷病院長はエキスパートドクターとしてのモットーを述べる。

千葉県北西部東葛地区の3次救急医療施設

 同院は、千葉県北西部東葛地区の3次救急医療施設として、24時間365日、松戸市を中心とする県内近郊地域だけでなく、東京都葛飾区・足立区・江戸川区、埼玉県三郷市・八潮市など広域をカバーしている。
 「松戸市内では、2015年から脳卒中ネットワーク(MSN)がスタートし、たとえば脳血管内治療専門医がどの病院にいるかどうかを救急隊員が逐次確認できるシステムをつくり上げました。これにより、地域の救急医療が格段に充実しました」

市内千駄堀に移転し松戸市立総合医療センターがオープン

 同院は、2017年12月26日に市内千駄堀に移転し、翌日27日「松戸市立総合医療センター」と名称変更してオープンする。新病院では、高精度放射線治療に積極的に取り組む。また、救急外来・集中治療病棟・手術室・検査室を効率的な動線上に配置し、救急診療の効率化を図るとともに、産科病棟・新生児科病棟・小児科病棟を同じフロアに配置し、診療科間の連携を強化する。
 「CT装置を2台から3台に、MRI装置を1台から2台に増設し、ヘリポートもできます。日々研鑚を積み、公立病院としての重責を果たしつつ、より地域に根ざした医療を提供していきます」と烏谷病院長は抱負を語った。


※内容は2017年9月30日時点のものです。詳しくは各医療機関にお問い合わせください
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医療機関情報
施設名 国保松戸市立病院
2017年12月に松戸市千駄堀993-1に移転し、緑に囲まれた松戸市立総合医療センターがオープンする
フリガナ コクホマツドシリツビョウイン
TEL 047-363-2171
住所 千葉県松戸市上本郷4005
ホームページはこちらから(別ウインドウが開きます)

初診受付時間
8:30〜11:00


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